受けるにかぎる・・・ 


 指圧センターは今年で26年目です。

これまで多くの方に指圧センターに来ていただきました。ひたすら感謝です。

ほとんど宣伝はしていません。我々の指圧を受けていただいた方が、友人、知人、家族を紹介し

てくれるのです。そのことが我々のひそかな自慢です。人が人を呼んできてくれる・・・

そうして26年目をむかえることができたのです。

正直言ってこんな時代ですから、継続していくことに危機感を感じることもあります。

そんな時に、「こんなに誠実に仕事をしている場所がどうしてうまくいかないんだろう?」と思

ってしまう時もあります。しかし、新規の患者さんのほとんどが、「ここの指圧を受けている人

に紹介されて来た」と言って来てくださるのです。それがうれしいのです。

誠実な仕事が財産になっていることを感じるのです。それが本当にうれしい。

ビジネスとして成り立っていかなければ、もちろん継続もできないのですが、たいした宣伝もせ

ずに、好きでやっている指圧が、知る人だけに伝わり、支持され、継続できていることに誇りを

感じます。もう少しうまく宣伝することも考えなくてはいけないのですが、好きでそれゆえに

誠実にする指圧。それから離れてしまったら指圧センターの指圧師でなくなってしまいます。


 皆でよく飲むのですが、「指圧はいいよねえ」、「朝霞台指圧センターぐらいいいところはな

いよ」、と酔っ払って話すのです。



しかし、飲み会では、次のような話も必ずでます

「仕事でするのもいいけど、指圧はやっぱり、受ける側にまわるのが一番イイねえ」

「そりゃそうだ、指圧は受けるにかぎる」・・・  

                     2013(平成25年) 7月  (木 村)





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